この記事に来てくれた皆さん!11月にリリースされたSC-200ⅡのPVはもう観てくれたかな?
潜入したのは、そのPV撮影のうらがわ!太鼓を使用した素敵な動画に仕上がってるよ!
今回は、みんなの色々な思いが詰まった『うらがわ』を紹介するよ。
毎度おなじみ 、中村留のゆるキャラ「トメマル」がインタビュアーです。では、どうぞ!
さっそくですが、販売促進課の北村さんに聞いていきます!
いくつもPVを作成されたかと思いますが、今回はどのようなことを念頭にアイデアをだしていますか。
製品のイメージが伝わることと、映像を見たときに違和感を感じないかどうかを考えています。映像はシンプルにつくるため、ごちゃっとするところがあると目立ってしまうので。でもやっぱり一番は
製品の魅力を伝えることです!」
「新製品であるSC-200Ⅱは中村留に昔からあるSC-200の後継機です。
そしてSCと名がつくシリーズはどれも剛性が高く、力強いイメージがあります。なので今回は
「昔から継承されてきた」「力強い」を想起する
「太鼓」の音をメインにしようと思いました。
おあつらえ向きに中村留にはすばらしい太鼓奏者さんがいらっしゃいますので、そちらにお願いしようと。「太鼓の演奏どうですか?」と伺って、即OKだったのでひっくり返りました!
なるほど!たしかに中村留にはすばらしい演奏をされる”あの方たち”がいらっしゃいますね!
今回のPVで特にここはポイントだよというところはありますか?
演奏が進むにつれて加工が進んでいくところの、太鼓の疾走感はいいですよね。
あと
00:17の鐘の音の8拍子目に、機内にパッと明かりがつくところは始まり!って感じがしてかっこいいです。それと
00:27の旋削加工と
00:39の溝入れは、実はかなり負荷の高い加工をしています。
01:11の映像はスローモーションで撮影しているのでクーラントの飛沫がきれいです!
01:22の裏バリ取りもなかなか見られるアングルではありません。
01:39から、何を加工していたか明らかになるんですが、なんと蓋に製品名が書いてあるのです!
SC-200Ⅱ全体が写るシーンは、真っ暗な中に機械だけが浮かび上がるカットにしたかったので、夜間に工場の明かりを落として撮影しています。それから
太鼓奏者さんの中に、
SC-200Ⅱを組み立てていた人がいます!
...などなど、見どころはたくさんあって語り切れません!
わわわ!とてもすごい熱量ですね。それだけ素敵なところがいっぱいあるんですね!
お次は“あの方たち”こと、太鼓を演奏されていた中村留五郎一座から代表して御三方にインタビューです!
まずは、皆さん自己紹介をお願いできますか?
2002年入社の島津と申します。入社以来メカ系の設計をしてきました。今は自動化を行うための搬送系の装置や、お客様専用の特注設計、あとガラス加工を行う光学機械を担当している部署の部長をしています。入社当初より、一座に入り、2019年3月1日より
中村留五郎一座の座長を務めさせて頂いています。
入社1年目より留五郎一座に入り、22年間太鼓同好会で活動している座頭の小松です。
普段の仕事は、今年4月から生産管理課で日程管理をしています。
本組工程をしている石田です。以前はスライドASSY・配管・FA工程もしていました。
平成4年に社員有志で結成された
『中村留五郎一座』というボランティアグループです。和太鼓を演奏する
白嶺太鼓同好会、日本舞踊を踊る
中村踊り同好会、マジックショーとユニークな芸を中心とした
おもしろ同好会があり地元の福祉施設や会社のフェスティバル等で公演させて頂いています。
なるほど!色々なグループがあるんですね。
その中の白嶺太鼓同好会について座頭の小松さん、教えてください。
太鼓同好会の活動は、毎週火曜日の定時間後に2時間程練習しています。
メンバー全員が
参加しやすい環境作りを目指しています。
もともと太鼓をされていたのでしょうか。太鼓を始めたきっかけを教えてもらえますか?
太鼓は未経験でした。ただ、元々音楽を少々やっており、その事がきっかけて先輩から誘って頂き太鼓を始めました。
小学生の時に和太鼓をしていた経験があり、それがきっかけで白嶺太鼓同好会に入りました。
未経験・経験者問わず活動されているんですね。
それぞれ違う種類の太鼓を叩いていましたが、どんなことを意識して演奏していましたか。
鐘を担当させてもらっていましたが、とにかく目立つので
テンポと音量を気にして演奏していました。音量を気にするとテンポが狂うしテンポを一定にしようとすると抑揚がなくなってしまい大変でした。
PV撮影ということで、
腕の振り・
見栄えを普段以上に意識して演奏していました。
色々なことを考えながら演奏されていたんですね!
太鼓演奏撮影中印象的だったことはありますか。
録音機材や撮影機材が並んでいる中で演奏させて頂きましたが、なんだか
プロになったような気分を味わうことが出来て楽しかったです。あと、鐘を構える体勢が地味にキツく、次の日以降しばらく筋肉痛になりました(笑)
見栄えのために
普段より太いバチを使っていたのでいつもより重く、曲に遅れないように叩くのに苦労しました。
完成したPVは見られましたか?感想を教えてください。
見ました!実際の何倍も何十倍もかっこよく仕上げて頂いて、
一生の宝物になりました。
曲に合わせて場面を切り替える編集など、
想像以上に格好良かったです。
石田さんは作業風景も撮影されていましたよね。出演の感想はどうでしたか?
太鼓と違い、作業は人に見せることを意識せずしていることなので
かなり緊張しました。そのせいで、次の手順をど忘れしたところがあり内心焦っていたのですが、
完成PVでは真剣そうな表情で映っていてよかったです(笑)
まだPVを観ていない方も、または何度も観ている方にも、ここおすすめだよ!という演奏ポイントを座頭の小松さん教えてください。
大太鼓のドドンで始まり、軽快なリズムへ、一瞬止まったあと静かな状況からフィニッシュに向けて再度加速し、
最後はピタッと止まって終わるところがポイントです。みんなの音がそろうと気持ちがいいです。
皆さんありがとうございました!
今回は『うらがわ』に携わったからこそのこだわりポイントをたくさん教えてもらいました。