【特集】現場のうらがわ Bridg3事業部編

【特集】現場のうらがわ第2弾は、先日3月1日に新規事業としてリリースした『Bridg3事業部』(ブリッジ)について迫ります。どんな新事業なのか、トメマルがいろんな話を伺ってきました!

改めて新事業部、設立おめでとうございます。まずはこちらのお二人に簡単な自己紹介をお願いしたいと思います。中尾さん、矢來さん。よろしくお願いいたします。 
トメマルさん初めまして!中尾と申します。事業部の責任者(GM)を務めています。このBridg3事業部が今年設立される前は企画開発推進室というところで新商品の企画などをやっていました。2022年4月入社なので、ちょうど入社から丸2年となり、感慨深いものがあります。
こんにちは!ヤギといいます。Bridg3事業部に異動前は、オペレーションソフト設計課というところで、NT SmartXなどお客様の段取り支援を行う機能を作成していました。よろしくお願いします。
なんだか、お二人ともすごい開発をされていたのが自己紹介だけでも伝わってくる感じです。(笑)
ところで、新しい事業部はどのようにしてメンバーが集まったのですか?
もともとはまるさんが全社に向けて、AIやIoTを使った新しいことをしませんか?と募集をかけていたのが始まりだったと思います。新しい技術に興味のあるメンバーがそれぞれ手を上げ集まり、部活のような感じでわいわいやっていたのがなんと本業にまでなってしまいました!現在は5人で活動しています。
なるほど~。
具体的にはどんなことを行う事業部なのですか?
これまで何十年も培ってきた中村留のソフトウェア/ソリューション技術を、自社製工作機械だけにとどめず、世界のあらゆる製造現場で使っていただけるような商品を開発・販売していく事業部です! 
対お客様として、我々が覚悟をもって新事業に取り組んでいる姿勢を示し続けるために、専任営業・専任開発体制の下で独自ブランドを掲げて推進しています。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を武器に、生産現場に真に使っていただけるソリューションを届けていきたいと考えています。
矢來さんは「ソフトウエアエキスパート」とありますが、主にどんな仕事になるのでしょうか?
現在はDr. Tool(ドクターツール)という、外付けのデバイスを用いて機械・工具の状態を取得し、クラウドで管理するための製品を開発しています。これを実現するためには①データ収集、②データ送信、③データの可視化など、さまざまな処理が必要です。Dr. Toolのプロジェクトで行っている内容としては、実際にデータを収集してから画面に表示するまでの一連のシステムを設計・作成する仕事をしています。
他にも収集したデータを解析し、工具の状態を判定するための本機能イチオシのアルゴリズムを設計している人や、ユーザーの使い勝手をよくするための画面デザインを考える人、お客様の生の声を集める人など、様々な仕事をしているメンバーがそれぞれ協力しあいながら、製品開発をしています。
まさに、新製品の開発部隊なんですね!
ところで「Bridg3」
とてもカッコいい名前ですが、ここにはどんな意味が込められているのでしょうか?
Bridg3
事業部のミッションは「現場の想いを現実に」です。労働者不足に悩む現場に対し、我々が後押しすることで楽にしていき、本来やりたかったことに邁進してほしいと考えています。そのために、我々自身が機械・人・企業の3つの架け橋(Bridge/ブリッジ)になりたいという意味が込められています。 事業部名は事業の顔として常にお客様の目の前に露出していきます。先進性だけではだめで、しっかりお客様に覚えていただけるような特徴と意味を持ったブランド名を考え出さねばならないと、いくつもいくつも考えていきました。事業部メンバーだけではなくマーケティング課、まるさんなど多くの人と何度もブレストしてきました。結果、140個の没ネタの上で、141個目にようやくこの名称に行きつきました(笑)
141個目・・なんですね!驚きです。
そして、Bridgeのロゴですが、反転Eを3にみたてている(3つの架け橋)というのも、素敵ですよね!!
最後に今後どんな事業部にしていきたいですか?
中尾さんが語ってくれたように、Bridg3事業部には機械・人・企業の3つの架け橋という意味が込められています。まずはこれまで解決の難しかった問題にアプローチし、様々な価値をお客様に届けていきたいです。結果としてそれらが相互作用しあい、様々なつながりを生む、架け橋となる事業部に成長していければなと思います。
ひとつの工作機械メーカーとしてはこれまで届けることが難しかった、生産設備全体を見たときの生産性向上という価値をお客様にしっかり届けていけるよう、お客様や市場の意見に対して俊敏な事業体制をもっていきたいですね。その上で、我々自身が新事業というフィールドを楽しんでいきたいと思っています。

ありがとうございました。とても素敵な事業部ですね。今後の活躍がとても楽しみです!