【プレスリリース】揺動切削機能を複合加工機7機種に搭載

中村留精密工業株式会社(石川県白山市、代表取締役:中村健一)では、今ある7種の機械に新たに揺動切削機能を搭載します。この揺動切削を取り入れることで、切粉が分断され工具やワークに巻きつくことを防ぐことができます。これにより、不良の削減や機械停止時間を減らすことが可能となります。

■揺動切削(ようどうせっさく)とは
中村留精密工業株式会社では、NTY³-100・NTY³-150・WY-100 II・WY-150・MX-100・WT-100・WT-150IIの機械に新たに揺動切削を搭載します。
揺動切削とはサーボ制御により工具を振動させ、切粉を細かく分断させる切削方法です。刃先が揺動することにより空振り領域が生じ、切粉が切れるという仕組みとなっています。



■背景
当社では機械の自動化を進めていることもあり、大量生産をおこなっている多くのお客様に機械を導入していただいております。その中で、切粉問題を解決したいというお客様からの要望を多くいただきました。その要望に応えるため、揺動切削の加工法実験を重ねました。そののちに効果の確認を得ることができ、今回の揺動切削の搭載に至りました。

■揺動切削の利点
揺動切削を用いることで、切粉の絡みつきを防ぐことができ切粉の排出性が向上します。これにより不良・機械停止時間の削減が実現され、生産性アップに繋がります。
また、揺動切削機能においては、NCオプションを搭載すればGコードでのプログラム指令するだけで活用可能な点も魅力の一つです。

【会社概要】
会社名:中村留精密工業株式会社
所在地:石川県白山市熱野町ロ15番地
代表者:取締役社長 中村健一
設立:昭和35年12月
URL:https://www.nakamura-tome.co.jp

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
中村留精密工業株式会社 専務取締役 中村匠吾
TEL:076-273-1111
e-mail:shogo-nakamura@nakamura-tome.co.jp