石川県に桜開花前線はまだ訪れておりませんが、
一足先に中村留の椿寒桜(ツバキカンザクラ)が開花を迎えました。
おしべとめしべが長く突き出ているため、小さな椿の花のようにも見えます。
また、ほかの桜よりも早くに開花するため、別名を「初美人(ハツビジン)」ともいうようです。
桜の開花予想では金沢市は3月30日に開花し、4月5日に見ごろを迎えるようです。
まだまだ肌寒い白山市ですが、春の訪れはもうすぐそこまで来ています。
オリンピックで は、連日のメダルラッシュもありテレビ観戦で、
寝不足の方も多いのではないでしょうか。
水泳では、荻野公介さんと、瀬戸大也さんとのライバル物語がよく紹介されています。
今回、構内のプール(現在は防火用水として使用)に、ちいさな錦鯉を5匹を放流致しました。
そこには、以前から錦鯉より一回り大きな草魚が3匹おりました。先住民の草魚3匹にとっては、
突然のライバル錦鯉5匹の出現です。写真は、放流後1週間たった今の風景です。 ライバルの存在で、
草魚(黒色の魚)も錦鯉もいつもグループ行動をし、相手をけん制しながら、餌をたくさん食べています。
人間も、魚の世界でも よきライバルの存在は、成長の必須条件のようです。
校内の管理事務所横の庭に、百日紅の花がさいています。
百日紅の花言葉のひとつに「雄弁」があります。
その華やかな咲きっぷりに由来するそうです。
百日間咲き続けるので、”百日紅”と書くそうですが、
これは、さるすべりが、ただ強い木なのではなく、実際には、一度咲いた枝先から
再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるそうです。
炎天下の中の、見えざる努力です。
「炎天の 地上花あり 百日紅」 ~高浜虚子~