「速さ」よりも「正確さ」が必要不可欠

ー 現在の仕事内容

“経理の仕事で大切にしていること”

経理の仕事は多岐にわたります。国内外の旅費精算や、取引先・給与などの送金業務、日々の仕訳入力。そして営業所別損益表の作成や社長向けの報告資料作成など、扱う業務の範囲は広く、責任も重大です。 そんな中、経理課に配属された際、上司から言われた「スピードよりも正確さが一番大事だ」という言葉を、今も心の指針としています。特に経理の仕事では大きな金額を日常的に扱うため、感覚が麻痺してしまいそうになることもあります。しかし、どんなに小さな金額でも慎重に対応し、ダブルチェックを徹底することでミスを防ぐことができます。 その一つ一つの正確な作業が、決算書や営業所別損益表といった会社の経営方針を決めるための重要なデータを支える土台となります。小さな積み重ねがやがて会社全体の方向性を形作ることを考えると、自分の仕事の意義を実感します。 経理の仕事には、「速さ」よりも「正確さ」が必要不可欠。そして、それを支えるのは日々の細やかな注意と積み重ねです。この姿勢を忘れずに、これからも経理業務に取り組んでいきたいと思います。

ー なぜ、中村留に？

“たった10分が変えた私のキャリア”

会社説明会で、先輩社員の方とお話しする機会がありました。その中でも、ある先輩の話に深く引き込まれ、「絶対にこの人と一緒に働きたい！」と思ったのを今でも鮮明に覚えています。振り返ってみると、その時間はたった10分ほど。けれど、その短い対話が私の就職活動の方向性を決定づけたのです。 その後、無事に入社することができ、憧れていた先輩と十数年もの間一緒に働かせてもらっています。一緒に過ごす中で、先輩の持つ仕事に対する姿勢や、人との接し方に触れるたび、改めて「この人に憧れたのは間違いじゃなかった」と実感します。 今でも先輩は変わらず頼りになる存在であり、私にとって良い刺激を与えてくれる憧れの人です。当時、説明会でのたった10分がなければ、今の私はなかったかもしれません。短い出会いの中に、未来を大きく動かす力が潜んでいるのだと感じています。

ー 働く環境について

“子育てと仕事を両立できる環境のありがたさ”

私はこれまでに2度の産休・育休を取得し、現在は時短勤務で働いています。また、テレワークやフレックス勤務が可能なため、家庭の事情に応じた柔軟な働き方を選べることに、とても助けられています。 経理課をはじめ、同じフロアにある総務・人事課には、同じく子育てをしながら働いている先輩や同僚が多くいます。彼らと日々顔を合わせ、仕事や家庭の両立についてちょっとしたアドバイスをもらったり、相談できる環境は、心の支えになっています。 例えば、仕事の進め方や時間の使い方のコツ、急な家庭の用事が発生した際の対応方法など、周囲の経験談は具体的でとても参考になります。また、「お互い頑張ろう」と励まし合える関係があることで、仕事にも前向きに取り組むことができています。 このように、柔軟な勤務制度と、同じ立場で働く仲間たちの存在が、私の働く原動力になっています。子育てと仕事を両立するのは決して簡単なことではありませんが、サポートし合える環境があれば、それもきっと乗り越えられる。そんな風に実感しています。

ー 中村留で働く魅力

“それは「人」”

私が中村留に入社したきっかけは、説明会で出会った先輩社員への憧れでした。しかし、入社後に気づいたのは、その先輩だけでなく、他の先輩や上司、同僚、後輩に至るまで、関わる全ての人に尊敬できる部分があるということです。 初めてこの会社で働き始めた頃、「なんでこんなに良い人ばっかりなのだろう」と驚いたことを、今でも鮮明に覚えています。明るく前向きな姿勢で仕事に取り組む人、的確なアドバイスをくれる頼れる先輩、そして気軽に相談できる同僚たち。そんな素敵な方々に囲まれて働く中で、自分自身も社会人として、人として成長できた部分が沢山あると実感しています。 一日の大半を過ごす職場で、心から尊敬できる人たちと共に働けるというのは、非常に魅力的で幸せなことです。それが私にとって、中村留で働く一番のやりがいです。

ー これからの目標は？

“経理の全体像を知ること”

経理の仕事に携わる中で、まだほとんど経験したことがない業務も多くあります。自分自身、まだまだ半人前だなと感じる場面も少なくありません。だからこそ、今の目標はジョブローテーションを通じて経理課の全ての業務に携わり、一通りの業務を習得することです。 経理の仕事を全体的に把握することで、業務の繋がりや流れがより明確になります。それだけでなく、他部署や社外の方々との関係性もより深く理解できるはずです。その中で、「どうすれば経理全体をより良くできるのか」「今、経理に足りないものは何か」といった課題を、これまでとは異なる視点で考える力が養われると思っています。 こうした広い視野を持つことで、単に業務をこなすだけではなく、より戦略的で効率的な経理のあり方を模索できるようになることが、私の目指す姿です。 まずは一歩一歩、経験を積みながら、自分自身のスキルを高めるとともに、経理課全体、さらには会社全体に貢献できる存在になりたいと思っています。